
お煎茶会
「蘇生」
新生活もひと段落する頃、
ささやかなお煎茶会を開催いたします。
黄檗売茶流の煎茶道と出会って、まもなく三十年。
その歩みの中で、長年大切にしてきたお道具を、
いくつか壊してしまったことがありました。
壊れた瞬間に胸をよぎった、
言葉にならない心の揺れは、
今も忘れることができません。
このたび、黄檗売茶流の同門であり
根來継作家のひらのまりの手により、
それらのお道具は新たな姿へと蘇生を遂げました。
再び命を得たお道具とともに、
銀嶺庵岱仙と、ひらのまり(燿仙)が心を合わせ、
お煎茶会をひらきます。
お道具が「蘇る」その気配、その瞬間を、
皆さまと共に感じていただけましたら幸いです。
銀嶺庵岱仙
ひらのまり

銀嶺庵岱仙(唐木岱仙)
唐木岱仙は、二世家元、そして三世家元から黄檗売茶流を、その所作や設えに加えて心の持ち方を「美意識」として学んで参りました。その「美意識」を私の経験や心とともにお茶会、講演、ワークショップなどのイベントやお稽古を通して多くの方々に伝えております。また、当流の大切な役割に「献茶」があります。国、宗教、宗派の垣根を越えて、畏敬と感謝の気持ちをお伝えしています。私、唐木岱仙もお家元に同行し日本中や海外でも献茶を手伝わせていただいております。世界が平安に向かうように、お茶の力を信じていきたいと思います。
Website:https://karakitaisen.jp

ひらのまり(ひらの燿仙)
和歌山県岩出市根来生まれ
西洋から伝わってきたガラスの断片を継ぎあわせることで成り立つステンドグラス作品を2019年から制作しています。その後、自身の出身地である和歌山の根来の漆器であり、900年の歴史のある根来塗りに着想を得て、「朱と黒の漆を掛け合わせた塗り」の技法に、金継ぎの金を加味して破壊された器を漆で継ぐ「根來継ぎ」という独自の技法を生み出しました。
現在では、ステンドグラスの制作で培った「間」という概念に日本文化と自身の精神性を融合させた「根來継ぎ」を主体とした作品の制作を東京と和歌山で行っています。
Website:https://marihirano.jp
お煎茶会詳細
当日のご案内
待合 香煎
本席 玉露
本席後 作品鑑賞
開催日
令和8年4月18日(土)・19日(日)
時間
10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00(各席16名)
※待合にて香煎をお出ししますので、
15分前までにはお越しください。
会費
1万円(税込)
開催場所
日月下煎茶道会館
Website:https://sencha.keisenkai-bh.com
京都市伏見区桃山町鍋島27-1
JR奈良線「桃山駅」より徒歩約7分
近鉄京都線「桃山御陵前駅」より徒歩約10分
